メリット■省エネ効果
高気密・高断熱と言うことは、外からの熱が伝わりにくく密閉されているので
冷暖房の効きが非常に良くなります。
効率よく室内を涼しくしたり、暖かくしたりできるので電気代が抑えられます。
■温度差が小さい
冷たい空気は下へ、暖かい空気は上へといく性質があるので
冬に暖房をつけると顔は暖かいけれど足元が寒いという現象が良く起こります・・
しかし高気密・高断熱であれば暖房の暖かい空気が逃げることなく
対流するので部屋の上だけが暖かいという状態を防ぐことができます。
ヒートショックの原因となる温度差を解消することができます。
※ヒートショック…家の中の温度差によって血圧が変動し心筋梗塞・脳梗塞を引き起こすもの
デメリット
■夏は暑い
高気密・高断熱の住宅は一度熱が入ってしまうとなかなか外に逃げてくれません。
そのため夏は日差しが入らないようにしないと暑くなってしまいます。
■湿気がこもりやすい
気密性が高いため、室内で発生した湿気がこもりやすくなってしまいます。
湿気がこもるとカビが発生しやすくなるだけでなく
壁の内部や床下の木材が腐ってしまい、建物の劣化に繋がるので注意が必要です。