無垢材は虫食い被害を受けやすいとよく耳にしますが、それは本当なのでしょうか?
近年の建築材料は、住む方の健康のためにホルムアルデヒドなどの化学物質を排除して作られています。
他にもニス・ラッカーなどの塗装仕上げを行わないタイプの床材も増えました。
このため無垢材に限らず、合板フローリングや柱・梁などにおいても
殺虫剤を使用しない限り虫食い被害を受ける可能性があるんです。
人間に優しい素材を使用することが、虫食いの被害に繋がるということも否定することはできませんね。
また、無垢のフローリングは木に含まれる水分を落とすために
加工する際、乾燥窯で高温処理が行われるため薬剤を使用していなくても
生きた虫が混入する可能性は低いでしょう。
しかし、保管している際や施工時に虫が混入してしまうことが考えられるため
心配な方は防虫処理を行うことをオススメします。