畳の上にカーペットを敷くことは、ダニを繁殖させる原因となることから
現在でもタブーとされています。しかし当時の日本の住宅は、和室が主流だったんです。
カラーバリエーションやデザインが豊富なカーペットを敷くことでモダンな洋室にして
知らぬ間にダニを繁殖さしてしまっていたのでした。
そして平成に入ると、フローリングが普及し始めます。
ダニの問題だけでなく、日本のインテリアの傾向はカラフルなデザインのカーペットから
ナチュラルでシンプルなフローリングへと移り変わっていきました。
そのため現在では、カーペットからフローリングへとリフォームすることも多く
新築物件でカーペットの床を見ることはほとんど見かけなくなりました。