1.紙壁紙は紙であると思われている方もいらっしゃいますが
紙の壁紙は日本ではほとんど普及していません。
紙の壁紙の特徴としては、デザイン性がとても高いことが挙げられています。
印刷して作るものがほとんどなのでオリジナルの壁紙をつくることも可能です!!
他にも環境への負担も少なく、身体にも優しいというメリットがあります。
基本的に輸入品の壁紙になってしまいますが、和紙タイプの壁紙などもあるので
手触りや独特の風合いを楽しむこともできるでしょう。
2.ビニール
日本の住まいで最も普及している壁紙がビニールです。
価格が安価・耐久性が高い・汚れを簡単に落とすことができるなどのメリットがあります。
「壁紙の貼り替えをしたいけど予算がちょっと‥」という方にオススメです。
ただ、安価なビニール壁紙は接着剤にホルムアルデヒドを含んでいるので
シックハウス症候群などの健康被害の可能性があります。
安全性を心配される方はアレルギー対策が施されたビニール壁紙を選ぶようにしましょう。
3.布
美術館・高級ホテルなどに使用されているのは、布や織物でつくられた壁紙です。
他の壁紙にはない重厚感を演出することができ温か味のある空間にすることができます。
また、織ってつくられているので手触りの良さも布壁紙の魅力の一つです。
デメリットとして挙げられていることは、汚れが染み込みやすいということ。
そのため施工後はこまめに掃除しなければなりません。
毎日が忙しかったり、部屋の掃除に時間をかけられないという方はオススメしません。
4.無機質系
珪藻土・漆喰の壁紙にしたいけど予算的に難しい‥という方にオススメしたいのが無機質系壁紙です。
本物の珪藻土や漆喰と比べると劣りますが、独特な質感と雰囲気は楽しむことができます。
近年は採用される住まいが増えてきています。
無機質系壁紙は薄い紙の上に珪藻土や漆喰をコーティングしているだけのため
本物みたいな調湿効果や消臭効果はないので注意しましょう。
そして水に弱いという特徴があるため使用できる場所に限りがあります。