大規模修繕の周期は少し前まで10年周期が一般的でしたが
近年は12周期で行われることが増えてきています。
その理由は、外壁の寿命が10年前後であることが主な理由として挙げられています。
外壁は寿命を迎えると少しの衝撃で剥がれ落ちてしまうことがあります。
もし下に通行人がいたら事故に繋がる可能性が高くなり大変危険です( ゚Д゚)!!
その他にも、屋上の防水やシーリングなど10~12年ほどで劣化症状が見られることが多いので
これらのことを踏まえて国土交通省が12周期での修繕を推奨しているため
現在は多くのマンションが12年ごとに大規模修繕を行っています。
しかしマンションの全ての設備を12年ごとに修繕するわけではありません。
エレベーターは30年が交換のタイミングとされているので
2回目や3回目の大規模修繕で交換を行います。
3回目の修繕ではマンションのほとんどの設備を修繕することになるため
4回目になると修繕費用は下がることが多いようです。