[実はコワイ雨漏り]天井からポトポト落ちてくる雨漏りの光景を一度は見たことがあるのではないでしょうか。
もし、発生したら早めの応急処置が重要です!!
症状が軽いと「またでいいや」「まだ大丈夫だろう」と放置して甘く見てしまいがちです。
でもそのまま雨漏りを放置してしまうと大変なことになりますよ・・・
放置した場合どうなるのかを知っておくことが大切です。
被害は一次・二次と広がっていき、そしていつしか大きな事故に発展していきます。
そうならない為にも早めの対策が必要になるので、確認しましょう。
写真は守山市にて雨漏り修理を施工した時の屋内の雨漏り箇所です。
現地調査時にブルーシートで養生しそれ以上の被害を防ぎましたがかなり危険な状態でした。
シミの発生
最初に気づくのが天井のシミです。
シミは小さいものでも油断したらダメです!!
屋根・壁のひび割れた部分から侵入してきた雨水はもう既に【雨漏りロード】を作っているため
シミが発生してる時点で二次被害が予測できるからです。
カビの発生
シミと同時に発生するといわれているのがカビです。
カビは【高温多湿】と呼ばれる環境を好みます。
空気中の汚れ・木材・塗料・接着剤など建築資材をご飯にして増殖します。
なかなか見つけられない所に発生したりするので「こんな所に!」というのも
珍しくないようです(>_<)
そのカビをご飯としてるダニも集まってくるので
アトピーや呼吸器疾患などの健康被害に発展することも・・・
木材の腐食
高温多湿の環境下でカビと共に発生するのが【木材腐朽菌】です。
名前の通り木材を腐らせてしまう菌です。
住まいに害を及ぼす代表的な菌は2種類ありますが
それぞれ害を与える木材や被害は違います。
1.褐色腐朽菌(かっしょくふきゅうきん)
被害を受ける木材:針葉樹
被害:木材の中が侵食せれて亀裂が生じる
2.白色腐朽菌(はくしょくふきゅうきん)
被害を受ける木材:広葉樹
被害:木材に豆粒ほどの穴をあけられる
発生しやすい場所は2種類とも同じで
雨水が侵入した経路周辺、キッチンや浴室などの水回り周辺
土台部分、雨樋付近、結露の生じやすい窓などがあります。
※特に柱や桁など家の土台部分が被害を受けると建物全体が危険に晒されてしまいます。
シロアリの発生
カビや木材腐朽菌の発生で柱が腐食すると
そこに追い打ちをかけるようにやってくるのが白い悪魔のシロアリです。
傷んでやわらかくなった木材はシロアリの大好物!!
豪快な食べっぷりで柱など構造的に重要な部分をボロボロにしてしまいます(>_<)
「歩くと床がフワフワする」「建て付けが悪くなった」などはシロアリ出現のサインとみて
早急に調査することをお勧めします。
被害が大きくなると費用も増すのと、最悪の場合建て替えが必要となることも・・・
鉄骨のサビ
鉄骨建築の場合、一番大切な骨組みがサビで脆くなる恐れがあります。
鉄骨造でも鉄筋コンクリートでも建物の寿命を保つ秘訣はサビから鉄を守ることなので
湿気をもたらす雨漏りはまさに天敵です。
鉄骨建築は木材より耐久性・耐震性に優れているからといって油断はできません。
雨漏りの二次被害は、このように目に見えにくいところで家を加害していきます。
漏電
雨漏りで最も恐ろしいのが【漏電】です。
雨水が天井裏からブレーカーに流れていった場合、電気製品が濡れて漏電を引き起こすことも。
皆さんご存知のとおり水は電気を通しやすいので漏電により電気の通り道ができると
火災が発生する恐れがあります。
最悪のケースは免れても家電製品などの家財が被害を受ける可能性は高く
修理や買い替えのための出費がでてくるでしょう。
最後に・・・
重要なのは”真の原因”を見つけ早急に対策をすることです。
たかが雨漏りと考えていると思わぬ損失になります。
大切なマイホームを守るためにも雨漏りを見つけたら早急に修理をしましょう。
≪街の屋根やさん 滋賀湖南店≫では無料点検も行ってますので
「あれ?雨漏りかな?」と思ったらお気軽にお問い合わせください♪♪