●●カバー工法とは?●●
今ある屋根を撤去せずに、上に新しく屋根を被せる修理方法です。
「重ね葺き」「重ね張り」「被せ張り」などともいわれています。
●●メリットとデメリット●●
[メリット]
①解体工事が必要ないため、廃材がでない
②工事費用を抑えられる
③工事期間が短い
④屋根が二重になる分、断熱性や遮音性が上がる
[デメリット]
①屋根が2重になるので重量が増えて耐震性が悪くなる
②古い屋根材に水分が含まれていると下地を腐食させてしまう
③雨漏りが発生した場合、原因特定が難しくなり修理費用が高くなる
カバー工法はメリット・デメリットを含めて慎重に検討することが大切です。
●●カバー工法が不向きな屋根●●
カバー工法はすべての屋根に適応するわけではありません。
屋根材によっても変わってくるのです。
スレート系の屋根・金属系の屋根には適応していますが
瓦屋根にはカバー工法は不向きです(*_*)
また、下地が腐食している場合なども他の修理方法をお勧めします。
●●カバー工法が必要となる時期は?●●
一般的にいわれている時期は
スレート屋根:約20~25年
金属屋根:約15~20年
となっていますが、屋根の状況や環境であったり
下地の防水シート(ルーフィング)の傷み具合でも時期は変わってきます。
防水シートの寿命は
精々もって20年ほどなので傷み始めるタイミングでの屋根工事が必要になってきます。
釘が抜けている箇所がある
塗装がはがれている
コケやカビが生えている
ヒビ割れしている
こういったダメージが現れている場合は早急に対応が必要です。
●●まとめ●●
いかがでしたか?
屋根のカバー工法について紹介しました。
屋根の修理方法の中でも、メリットが多いとされていますが
もちろんデメリットもあるため
その内容を理解したうえで考え、ベストな方法を検討してください(^^)
屋根は下からでは見えない部分がたくさんありますが
自分で修理するのは大変危険ですので
専門の業者さんに点検してもらいましょう。
≪街の屋根やさん 滋賀湖南店≫では無料点検を行っていますので
お気軽にお問合せください。