■■葺き替えとは?■■
葺き替えは、今ある屋根材をはがして新しい屋根材に替える工法のことをいいます。
下地の野地板・防水シート(ルーフィング)も取り換えるのが一般的で
それにより屋根全体を健康な状態に戻すことができます(^^)
劣化により工事が必要になった屋根に対して行うことが多いですが
耐震対策として瓦屋根から軽い屋根材への葺き替え工事も増えてきています。
■■メリット・デメリット■■
葺き替え工事をすることによるメリットとデメリットはなにか?
[メリット]
①家の寿命が長くできる
屋根の葺き替えは、屋根材・下地がともに全て新しくなり屋根が生まれかわります。
屋根が生まれかわるということは屋根の機能が回復することなので
家そのものの寿命がのびることに繋がります。
②家の外観の一新
屋根は家の外観の大部分を占めているといっても過言ではないでしょう。
葺き替え工事を行えば家の雰囲気もガラリと変わって
家を建て替えたような気持ちになります。
③軽量の屋根材にすることで耐震性が高まる
日本では瓦屋根が多く使われています。
瓦屋根は丈夫で耐久性が高く、すごく優れたいい屋根材なのですが
重量が重いという欠点があります。
屋根が重いと建物の重心が高くなり揺れの影響が大きくなってしまいます。
近年は瓦屋根から軽量な屋根材への葺き替えが増えてきており
軽い屋根にすることで耐震性の向上が期待されています。
[デメリット]
①工事費用が高くなる
屋根塗装やカバー工法に比べて、葺き替え工事は費用が高くなります。
新しい屋根材が必要なだけでなく撤去した屋根材の処分費が加算されるのと
工期も長くなるためその分、人件費もかかってきます。
けれど今後の雨漏りの心配など、こまめに修理するより
葺き替えを行ったほうがトータルコストは安くなる場合もあります。
②工事中の雨漏り
屋根が一時的になくなってしまうので雨漏りのリスクがでてきます。
雨対策をしっかりとしながら工事を行うのですが
可能性が0ではないという認識は必要となります。
■■葺き替え時期は?■■
葺き替えは遅すぎると家の寿命を縮めることに繋がります。
適切な時期に行うには定期的に現状を確認し、早めに検討するといいでしょう。
↓↓目安となる年数↓↓
瓦屋根:約50年
スレート屋根:約30~40年
金属屋根:約20~30年
あくまで目安なので屋根がおかれている環境やメンテナンスなどで
長くも短くもなります。
■■まとめ■■
いかがでしたか?
屋根の葺き替えについて紹介しました。
葺き替え工事は屋根工事の中で最も大規模な工事です。
今回紹介したメリットとデメリットを
よく理解したうえで考え、検討してください(^^)
屋根は下からでは見えない部分がたくさんありますが
自分で修理するのは大変危険ですので
専門の業者さんに点検してもらいましょう。
≪街の屋根やさん 滋賀湖南店≫では無料点検を行っていますので
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