:寄棟屋根ってどんな屋根? 寄棟屋根は屋根形状の1種で四方向に傾斜がある形の屋根です。
切妻屋根の次に多くみられます。
建物の全方向に屋根が向いているため「方角を選ばない」のも特徴の一つでしょう。
そんな寄棟屋根は、落ち着いた印象の形状で
和風住宅・洋風住宅・都市型住宅まで多くの外観スタイルに合わせることができます(^^)
:メリットは? なんといっても「安定感」!!
寄棟屋根は構造的にもたくましくて、建物自体が重厚なものになります。
軽量の屋根材を使うことで耐震性も高くなってきます。
整然とした外観で、どの向きからでも屋根が見えて
屋根の連なりを一望できるので建物の奥行きが上手に表現されるのも魅力ですね。
全体的に屋根に守られている形なので、耐久性は高いといえます。
4つの屋根面が守りを分担し、雨や風や雪の影響も分散されて
それぞれの負担量が減ることで屋根も建物も長持ちするといえます。
:デメリットは? 構造が複雑なので、新築でもメンテナンス・リフォームにおいても
全体的にコストは高くなり工期も人手もかかってきます。
4つの屋根面を棟で繋ぐ形状になっているため、棟部分から雨が侵入し
それが原因で雨漏りを起こすというリスクは高くなってしまいます。
切妻屋根と違い、ソーラーパネルの設置にはあまり向いていないのも
デメリットとしてあげられています。
ひとつひとつの面積が小さく4面のうち2面は三角形のため
設置できる数に制限がかかってくるからです。
また屋根裏のスペースが狭く、開放的ではないので
空気の流れを作りにくいのも難点のひとつです。
今回は安定感がある寄棟屋根について紹介しました。
快適で安全な家で暮らしたり、理想の家を建てたりするには
屋根の機能性・安全性・デザイン・暮らしに影響するコスト面など
様々な点を考慮して屋根を選ぶことがとても重要になってきます('ω')ノ
屋根について何か気になることがあれば
≪街の屋根やさん 滋賀湖南店≫までお気軽にお問合せください♪♪