:陸屋根ってどんな屋根? 陸屋根(りくやね・ろくやね)は傾斜のない平たい屋根です。
一般的には屋上と呼ばれる水平な屋根のことをいいます。
ビル・マンションなどの高層建築物に多い形状です。
デザインの観点から近年では、一般住宅でも採用されています。
切妻屋根や寄棟屋根といった他の屋根の形状とは
傾斜の有無で根本的に異なっており
それらの屋根とは違った、短所と長所をもっています。
:メリットは? まず、ひとつめのメリットは屋根のスペースを有効活用できる点です。
洗濯物を干すという実用的な使い方や
ガーデニング・バーべキューなど趣味を楽しむ場にしたりと
幅広く活用できます(^^)
切妻屋根などの傾斜がある屋根とは違い、屋根面が平らになることで
室内空間を広く確保できることもメリットとして挙げられています。
雨・風・熱などから私達を守ってくれている屋根は
定期的な点検やメンテナンスが欠かせませんが
そうしたメンテナンスがしやすいというのは陸屋根ならではです。
傾斜のある屋根はどうしても、足場が必要になり手間がかかりますが
屋上に上がれる陸屋根であれば簡単に点検やメンテナンスを行うことができます。
:デメリットは? 建物の構造や材質、断熱材によって異なりますが
屋根がそのまま最上階の天井になる陸屋根の場合は
夏はどうしても熱せられた平らな屋根により室内が暑くなってしまいます。
熱がこもらないようにするには
直射日光が当たらないように屋上を緑化したりして対応しましょう。
そしてよく指摘される、雨漏りの心配です。
雨がちゃんと流れるように勾配はついていますが
しっかりした勾配がついている屋根と比べると、雨漏りの可能性は高くなってしまいます。
対策をきちんと行っていれば雨漏りは防ぐことができるので
定期的な点検・メンテナンスをしましょう。
今回は幅広く活用できる陸屋根について紹介しました。
快適で安全な家で暮らしたり、理想の家を建てたりするには
屋根の機能性・安全性・デザイン・暮らしに影響するコスト面など
様々な点を考慮して屋根を選ぶことがとても重要になってきます('ω')ノ
屋根について何か気になることがあれば
≪街の屋根やさん 滋賀湖南店≫までお気軽にお問合せください♪♪