屋根の形⑥｜招き屋根について
：招き屋根ってどんな屋根？招き屋根は切妻屋根の片方の屋根面をずらして
反対側の屋根面を短くして段違いにした形状の屋根のことです。
片方の短い屋根上部に壁を作るので屋根裏空間が広くなり
様々なメリットがあり人気がでてきている屋根です(^^)
：メリットは？屋根と屋根の間に壁を作ることができるので採光窓の取り付けができ
自然光で室内を明るくすることができます。
また屋根をずらすことで、その分室内空間が広く確保できて
空気の流れを作りやすくし湿気による建材の劣化を防ぐことができます。
二つの屋根が支えあう構造になっており、風の分散もできて耐風性の向上も期待できるでしょう。
屋根の勾配が、太陽光パネルを設置する理想の角度に近くなるため
太陽光パネルとの相性がいいのもメリットのひとつになります。
シンプルな構造になっているので
施工も、将来かかってくるメンテナンス・リフォーム費用も抑えることができ
他の屋根と比較するとメリットが多いんです！！
：デメリットは？招き屋根そのものの耐久性は高く、メリットが多くても
やはり欠点はあります。
それは・・・ズバリ！！雨漏りです。
屋根と壁の結合部分に雨がたまりやすい形状になっているため雨漏りのリスクが高いです。
雨漏りを防ぐためにもしっかりと雨仕舞いをしましょう。
雨仕舞いは防水を施すだけでなく、雨水を雨樋や地面に誘導してくれます。
雨樋に落ち葉やゴミが詰まってしまい雨水が想定外のところに流れていき
雨漏りが発生してしまうこともあります。
そうならないためにも雨水を誘導してくれる雨仕舞いは大切なのです。
今回はメリットいっぱいの招き屋根について紹介しました。
快適で安全な家で暮らしたり、理想の家を建てたりするには
屋根の機能性・安全性・デザイン・暮らしに影響するコスト面など
様々な点を考慮して屋根を選ぶことがとても重要になってきます('ω')ノ
屋根について何か気になることがあれば
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