:軒の役割とは? ①外壁の保護
外壁が黒く汚れている住宅をよく見かけますが
それは屋根から雨水が流れ落ち、外壁にあたることで発生します。
軒は雨で外壁が汚れないようにしてくれる役割があり
こういった外壁の汚れなどの心配を軽減してくれます。
横なぐりの雨から守ることは難しいですが
雨の多い日本では、軒は重要になってきます。
②日差しの調整
軒の長さがきちんと計算されていれば
夏の強い太陽光は室内に入ってこないように遮り、室内温度が上がらないようにし
冬は室内に日差しを取り込み、室内を温めるという働きもしてくれます。
③雨よけ
一般的に軒は、窓の上方向にあります。
外壁の汚れ防止にもつながりますが、雨よけとしての役割も果たしています。
通常の雨でもまっすぐには降ってこずに、角度をつけて降り落ちてきます。
そのため、軒がない建物は窓を開けることができません。
POINT ケラバでも紹介しましたが
近年、軒が短い・軒がないという住宅が増えてきました。
スマートですっきりとした印象でオシャレです。
都心部や狭小地などでそうせざるを得ない家もありますが
そのような家は軒がないために
雨漏りが発生したり、外壁が劣化して変色したりしています。
そのため軒が短い・軒がない家はメンテナンスなどにお金がかかる場合があります。
オシャレで素敵ですが、このようなリスクがあるということも考えなければいけません。
●●まとめ●●
[軒:のき]とは、なかなか聞きなれない名称ですが
知っておけば家を建てるときに「軒はどうしますか?」と聞かれても
疑問に思うことなくスマートに伝えられます。
そして、オシャレな外観もいいですが
軒がないことのデメリットをきちんと把握しておきましょう。
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