雪止めの役割 事故を防ぐ
まず一つめは、人への危害の可能性を低くする。
雪は積もり始めはフワフワですが、1日・2日と経過すると
カチカチに固まってしまいます。
固まると、思う以上に重くなり凶器へと変身します。
もし人の上に落ちてきたら・・・( ゚Д゚)
そういう事故防止で雪止めは必要になります。
トラブル防止
隣の家のカーポート・車・植木などに落雪が届くようなら注意しましょう。
何も被害がなく、ただ隣に落雪しただけでも
トラブルに発展することは多々あります。
雪止めを設置することでトラブル回避になります。
破損を防ぐ
雪止めがないと、屋根から雪が滑り落ちてきた際に
雪が雨樋に引っかかってしまい、雨樋が曲がったり外れたりしてしまいます。
雨樋を守るためにも雪止めは必要です。
❅種類❅
雪止めにも種類があります。
設置するときは、屋根にあった雪止めを設置しましょう。
①雪止め瓦
通常の瓦とは違い、大量の落雪を防ぐために
輪型や駒型の雪止めが設置されている瓦です。
設置方法は、単純に普通の瓦と取り換えるだけです。
②雪止め金具
スレート屋根用の雪止め金具です。
設置方法は
雪止め金具の出っ張り部分を引っかけて取り付け、その上にスレートを設置します。
③雪止めネット
屋根に直接ネットを張ることで落雪を防ぎます。
スレート系の屋根・銅板屋根などに最適で
屋根に合った色を選べるので外観を損なうことはありません。
❅メリット・デメリットについて❅
雪止めにどのような役割と種類があるか知ったうえで
設置するかを決定する際に、メリット・デメリットも理解しておいてください。
雪止めは豪雪地方ではないエリアの助けになってくれます。
慣れていない人の雪かきは、とても難しいと思いますし
転落防止としても効果的になります。
そんなに雪が積もらない地域だと、無理して雪かきをしなくても
雪止めがついているだけで十分対処可能といえるでしょう。
屋根に上り雪かきをする習慣のある家は雪止めをつけなくてもいいかもしれません。
それはデメリットとして、雪かきをするときに邪魔になってくるからです。
このことが北海道などで設置している家が少ない理由で
大量に雪が屋根に積落下してくれたほうが家屋の被害が少なくなるためです。
まとめ
雪止めは、重要な役割を持っていることがわかってもらえたと思います。
雪によるトラブルは軽視されがちですが、災害でもあります。
「そんなに積もらないから大丈夫」で済ますのではなく
被害が起きる前にしっかり対策をして防ぐことが大切になります。
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