■■トタン屋根■■
薄い鉄板に亜鉛メッキを施した金属性の屋根材です。
最もよく採用されていたのは、1980年代の高度経済成長期で
アパートやコーポなどの屋根素材として広く使われていました。
一般的には、古い建物に多い傾向があります。
今回はトタン屋根のメリット・デメリットについて紹介したいと思います。
:トタン屋根の特徴 トタンは金属でできているため非常に熱が伝わりやすく
夏など暑い日は室温が上がりやすくなるため、断熱対策が必要になってきます。
亜鉛メッキで加工しているため、鉄板をそのまま使うよりはサビにくくなってはいますが
それでもサビは発生してしまいます。
さらに亜鉛メッキの剥がれた所は簡単にサビてしまい、腐食し雨漏りへとつながっていきます。
今では新築の戸建て住宅ではほとんど使われなく見かけなくなりました。
:トタン屋根のメリット 最大のメリットは、低コストであることです。
材料が安く、施工も簡単なためコストを抑えながら短期間で完成させることができます。
そして軽量なため耐震性が高いのもメリットです。
屋根材の隙間が少なく雨漏りしずらい素材といわれています。
:トタン屋根のデメリット デメリットとしてまず挙げられているのは、サビやすさの面です。
経年劣化により、コーティングが剥がれてくるとサビが発生してしまいます。
そのため定期的なメンテナンスは欠かせません!!
また、トタン屋根は熱を通しやすく夏場は表面温度が高温になることもあり
室内がとても熱くなるので注意しましょう。
断熱対策をしっかりとしておかないと、エアコン代がかさんでしまいます。
そして雨音が響きやすいこともトタン屋根ならではのデメリットです。
バンバンと雨が打ちつける音が室内に響くので、睡眠の妨げになってしまうことも(>_<)
まとめ
今回はトタン屋根のメリット・デメリットについて紹介しました。
見た目や雰囲気だけでなく、住み心地にも影響してくる屋根材は
どれにしようかと迷ってしまいますよね。
特徴やメリット・デメリットなどを考慮したうえで
お好みの屋根を選択してもらえたらと思います。
屋根について何かわからないことがあれば
≪街の屋根やさん 滋賀湖南店≫までお気軽にお問合せ下さい♪♪