雨樋は屋根の雨水をスムーズに集め排出するという重要な役割をしています。
他にも外観のアクセントとして、外観のイメージを大きく左右する部分でもあります。
普段は雨樋の存在を軽視しがちですが実は建物に大きな影響力を持つ雨樋には
どのような素材があるのかを紹介したいと思います('ω')ノ
塩化ビニール製の雨樋
塩化ビニール製の雨樋は、軽量で安価なため多くの住宅や建物で使用されています。
経年劣化のよって弾力性を失うことがありヒビ割れや変色を起こしたりしてしまいますが
近年では硬質ビニール樹脂が素材として用いられるようになって耐久性にも優れた製品が増えてきました。
形状も色もバリエーションが豊富で、住宅や建物にあった雨樋を使用できるのも魅力です。
ガルバリウム鋼板製の雨樋
ガルバリウム鋼板とは鋼板にアルミと亜鉛の化合物によるメッキを施した建材です。
メッキを施した素材といえばトタンが有名ですが
ガルバリウム鋼板はメッキ部分の防錆性・耐久性が高く
軽量なうえ強度もあるので雨樋にも用いられます。
建材としての単価がやや割高のため、施工費用も高くなっています。
銅製の雨樋
銅は軽量で加工が安易でサビが発生しない金属です。
しかし酸性の液体に触れてしまうと溶けてしまうため
酸性雨にさらされ続けると穴が開いてしまう恐れがあります。
ステンレス製の雨樋
ステンレスは鉄に様々な金属を加えて作られる合金で
表面に薄い保護被膜ができることでサビの発生を防ぐ特徴があります。
ほとんどサビが発生しないことから雨樋に向いた素材です。
耐用年数も比較的長く、強度もあるので壊れにくいといわれています。
アルミ製の雨樋
アルミは金属にもかかわらず、塩化ビニール樹脂より軽くほとんどサビない
耐久性の高いのが特徴の素材です。
熱による体積変化も少ないので夏に熱膨張を起こして雨樋の接合部分の
ずれや歪みなどを防ぐこともできます。
しかし加工が難しく価格も高いことから、製品の種類は少ないです。
このように雨樋にもいろいろな素材があるのです。
雨樋のリフォーム費用は建物の状態以外にも雨樋の素材や形状によって大きく変わります。
そのためリフォームをお考えの方は、専門の業者さんに相談して
使用したい雨樋の情報を伝えて見積もりをたててもらうと良いでしょう。
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