シロアリ被害を放っておくと、住宅に大きな被害をもたらすことがあります。
今回はシロアリの被害と種類について紹介したいと思います
【シロアリ被害の症状】
シロアリは木材を好んで食べるため、木造家屋に住みついて大きな被害をもたらします。
そのため早期発見・早期対応に努めることが重要となってきます。
家の周りで発見!蟻の道
家の基礎部分や床下に茶色い土のトンネルを見つけたら
それはシロアリが作った「蟻道」の可能性があります。
光を嫌うシロアリは土などで蟻道を作って家の中に侵入してきます。
蟻道の発見からシロアリ被害が発覚したり、シロアリの巣を発見したりするので
普段から家の周りを注意深く観察するようにしましょう。
屋根裏周りの壁や柱を叩いてみる
屋根裏のシロアリ被害を発見するには、周りの壁や柱を叩いてみましょう。
叩いたときに他の場所と音や感触が違うときは
シロアリが食べてしまって構造材が空洞になっているかもしれません。
シロアリは床下での活動が多いですが雨漏りなどがあればこれを伝い屋根裏に被害をもたらします。
柱や壁を伝って家全体に被害を及ぼすこともあるため注意が必要です。
【シロアリの種類】
日本に住むシロアリのうち、住宅に大きな被害をもたらすのは
ヤマトシロアリとイエシロアリの2種類です。
最近ではアメリカカンザイシロアリの勢力拡大も確認されています。
ヤマトシロアリ
日本全国に分布していて、地下に住んでいるため床下から被害を及ぼす
多湿な場所を好むため雨漏り等があると、その跡に沿って屋根裏まで上がってくることもある
暑さに弱いので高温期は涼しい場所に巣ごと移動する
イエシロアリ
寒さに弱いので、四国・九州などの温暖な地域に多く生息している
ヤマトシロアリと同様、被害は床下から始まるが柱や壁から屋根裏に上がり
梁や桁などの太い構造材などを好んで食べる
1つの巣の個体数が100万匹に及ぶこともあり被害が激しく
あちこちの梁や桁を空洞にしてしまう
被害が進んでいくと家屋倒壊の可能性が出てきて危険大
アメリカカンザイシロアリ
上記の2種とは異なり、乾いた木の中に生息している
巣の中の個体数は比較的少ないですが体長が大きいので被害も激しい
砂粒状の糞をだすのが特徴
シロアリが及ぼす被害と種類ついて少しは知っていただけましたか?
小さい体で大きな被害をもたらすシロアリは家にとって厄介です。
次回、シロアリの対処方法について紹介したいと思います('ω')ノ
住まいのことなら≪街の屋根やさん 滋賀湖南店≫にお任せください♪♪