下屋とは・・
下屋は屋根の一種で、母屋から差し出して作られた屋根のこと
家の一番上の屋根ではなく、玄関や窓の上にちょこんと載っている屋根が下屋です
下屋にはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
下屋のメリット
夏は室内が涼しくなる
外壁や窓に直接日光が当たらないので、室温の高温化が防止できます
空間の活用
屋根があるので物入れや自転車置き場、洗濯物干し場として使用できます
雨の日も安心
置いてあるものが直接雨にさらされないので、酸性雨などによる劣化を防いでくれる
下屋のデメリット
居住空間が狭くなる
敷地境界線から下屋をはみ出すことはできないので、室内面積などの居住空間は狭くなります
建築費が増す
下屋自体は屋根なので、追加で屋根を付けるわけなので当然建築費は多くなります
雨漏りの危険性がある
屋根を足すということは、それだけ外壁との接合部分が増えることになり
必然的に接合部や屋根からの雨漏りは増えてしまいます
下屋を付ける際の注意点
デザイン性
下屋を付けると家の外観がガラリと変わります
バランスによっては見栄えが悪く「取って付けたような屋根」に
なってしまっている家も少なくありません
法律に違反していないか
屋根の建築には法で厳しく、その既定が明確にされています
「倉庫代わり」と安易な考えで下屋設置などをすると建築基準法や消防法等に
違反する場合があるので注意が必要です
建物の評価への影響
下屋の建築構造によっては、固定資産税の課税対象が変わってきます
屋根に対して壁があるのか、ないのかによって判断基準が変わってきますので
固定資産税を知らずに増やしてしまったなんてことにならないように
下屋の評価基準についても学んでおきましょう
下屋についての紹介は以上になります。
下屋にはメリット・デメリットがあります。
建築には制限もあるので、違法建築にならないように注意が必要です。
劣化や雨漏りの発見・発生があれば早めに専門の業者さんに相談しましょう!!
早めに対処することで簡単な修理や塗装で済ませることができます。
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