そもそも、のし瓦って何!?
屋根の頂上部分に設置する短冊形の瓦のことです
のし瓦は、その継ぎ目から雨水が浸入しやすいため
そこに漆喰を塗りこみながら継ぎ目位置をずらして数段に積み上げて施工します
段数が多いほど下地への雨水浸入をより防げます
のし瓦の上に積む、かまぼこ形の冠瓦と合わせて「棟瓦:むねかわら」といいます
のし瓦には、色々な種類があり30種類以上あるといわれています( ゚Д゚)
一般住宅によく使われているのし瓦は、厚のし瓦です。
のし瓦の役割について
雨漏り防止のため
のし瓦は屋根の頂上部分に施工されます
その頂上部分を棟といいますが、その棟は屋根面が鋭角に結合している部分です
そのため、どうしても面で雨漏りを防ぐことができないので
のし瓦を上から乗せることで棟の雨水を屋根面に流し
棟下地に雨水が浸入することを防いでいます
デザイン性を高める
のし瓦を乗せる棟は、屋根の目立つ所なのでデザイン性を考慮して
のし瓦の種類・装飾・高さ・段数を決められることが多いとされています
段数は多ければ多いほどデザイン性が高まり豪華に見えますが
高くなると風の影響を受けやすく、施工はより高度な技術が必要になってきます
今回は、のし瓦について種類・役割について紹介しました。
脇役でありますが色々な種類があり、大切な役割を果たしているので
もし、のし瓦に修理が必要となったときは
この記事を見て役立ててもらえると嬉しいです。
のし瓦について、まだ紹介したいことがありますが
続きは次回の記事で・・・('ω')ノ
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