塗膜に起こるヒビ割れ
塗膜にできるヒビ割れのことを ヘアークラック といいます
名前の通り髪の毛のように細いヒビ割れを指します
塗膜部分にできることが多く、経年劣化をはじめとして
重ね塗りの時間間隔が不十分・硬質タイプの塗膜塗装などが原因とされています
外壁のヒビ割れではなく塗膜のヒビ割れなので
急いで修理する必要はないですが、外壁劣化の目安として
塗りなおしを考えるタイミングにされるといいでしょう
外壁に起こるヒビ割れ
外壁に起こるヒビ割れには、主に3つのタイプがあります
乾燥クラック
モルタル・コンクリートの壁など、湿式工法の外壁材に見られるヒビ割れです
塗装を行う前にモルタルやコンクリート自体が完全に乾燥していなかったために
水分蒸発とともに収縮が起こり、クラックとなってしまいます
塗装の下地が完全に乾燥している時点でクラックが広がることはありません
構造クラック
建物の構造に欠陥として生じているクラックのことを、構造クラックといい
幅0.3mm以上・深さ5mm以上のクラックは全て構造クラックに含まれています
構造に関係している重度のヒビ割れです
原因としてあげられていることは地震や地盤沈下など
連結と融解の繰り返しといった外的な圧力が考えられています
建物の構造に関わるため早急な補修が必要になり
対策も構造補強といった大掛かりなものになります
縁切れクラック
モルタル・コンクリートなど塗り壁施工においては
一気に一面施工するのが基本的なルールとされています
しかし途中での作業中断・部分施工するなどして
一面内に境目のようなクラックができることを縁切りクラックといいます
塗り継ぎがあるとそこからヒビ割れが大きくなっていってしまいます
いかがでしたか?
塗膜に起こるヒビ割れと外壁に起こるヒビ割れについて違いが
わかってもらえたでしょうか。
お家の外壁をぐるっと見て、ヒビ割れがあれば
専門の業者さんに点検してもらって下さい('ω')ノ
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