縁切りとは?
屋根は1枚1枚が重なりあった状態で全体的な屋根を形成していますが
ピッタリと完全に重なった状態ではなく
少し隙間が生じていることを、知っていますか?
この隙間が非常に重要なのですが、屋根塗装によって重なり合った部分を
塗料で埋めてしまうと雨水などが内部に浸透してしまう可能性があります
これによって野地板が腐食してしまったり
室内への雨漏りの原因に繋がってしまうといえるでしょう
屋根塗装を行った場合は、隙間を塞いでしまった部分を専用の道具で
再び隙間を作る作業が必要になりこのことを
縁切り(えんぎり・ふちぎり)といいます
縁切りが必要となる屋根は?
屋根の種類は色々ありますが、縁切りが必要となる屋根はどのような屋根でしょうか
一般的には和風家屋の瓦屋根・多くの住宅で採用されているスレート屋根
砂やセメントを混合しモルタル仕上げのセメント瓦・耐久性に優れている銅板屋根
軽量タイプの板金屋屋根・あまり目にすることのないモニエル瓦屋根などがあります
この中で縁切りが必要になる屋根は、スレート屋根です!!
スレート屋根は別名カラーベストやコロニアルと呼ばれていて
多くの住宅で採用されているのでご存知かと思います
縁切り使う道具は?
縁切りは、塗料が完全に乾いた状態で行われるため
作業時間もそれなりにかかってしまいます
1箇所ずつカッターナイフや皮スキと呼ばれる専用道具で
丁寧に縁切り作業を進めていきますが
このような工法はせっかくキレイに塗装した屋根の上に上がらなくてはなりません
また職人2人で作業を行ったとしてもほぼ1日かかってしまいます
そのためタスペーサーという専用の道具で縁切り作業を行い
効率化をはかっています
いかがでしたか?
今回は屋根塗装で重要になる縁切りについて紹介しました。
少しでも理解してもらえたら嬉しいです('ω')ノ
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