カビの種類は非常に多く、約8万種発見されています。全てのカビが有害なわけではなく私達にとって有用なカビもあります。
有用なものは、ペニシリンなどの抗生物質や
チーズ・味噌・醤油などの発酵食品の製造にも使用されています。
しかし多くのカビは、健康に様々な害をもたらします( ゚Д゚)
1.臭い
カビは「カビ臭い」というくらい独特の嫌な臭いを発します
臭いの原因となっているカビを除去しない限り臭いを解消することはできません
日頃からしっかりと掃除しているのにカビ臭いのであれば、見えないところで
カビが繁殖している可能性が高いと言えるでしょう
2.咳やアレルギー
呼吸をすることによってカビが肺に入ってしまい、アレルギーを引き起こすこともあります
アレルギーを引き起こすとされているカビの1つは「トリコスポロン・アサヒ」です
高温多湿というカビにとって好条件がそろっている東アジアでは
このトリコスポロン・アサヒが原因で「夏型過敏性肺炎」を発症する方が増えます
カビによる夏型過敏性肺炎になると乾いた咳が出るほかに
肺の炎症がひどくなり息苦しさも感じます。
また「アスペルギルス」というカビからは「アスペルギルス症」を発症させることもあります
アスペルギルス症は、気管支及び肺の病気で喘息の発作を原因になります
3.健康への被害
カビによる健康被害は咳やアレルギーにとどまりません!!
他の健康を害する数多くの症状や病気にもなり得ます
例えば「アスペルギルス・フミガーツス」が引き起こすアスペルギルス症は肺真菌症のひとつです
真菌による感染症は免疫力や抵抗力が弱まっていると重症化してしまい
最悪の場合は死に至ってしまうこともあります。
身近な例は、足がかゆくなったりジュクジュクしたりする水虫の原因も
白癬菌(はくせんきん)というカビの1種です
4.子供への影響
カビは子供の健康に大きな影響を及ぼすこともあります
小児ぜんそくの多くはアレルギーが原因とされていますが、そのアレルギーの原因のひとつがカビです
つまり室内のカビが小児ぜんそくを引き起こす可能性があるのです
幼児や高齢者のように抵抗力・免疫力が弱い人は発症するリスクが高まるので注意が必要です
このようにカビは様々な害を及ぼしてしまいます。
次回はカビの発生原因について紹介したいと思います(^^)
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