鼻隠しって知っていますか?役割についてお伝えします。
鼻隠しという言葉を耳にしたことはありますか?
鼻隠しとは屋根のある部材のことです。
今回は鼻隠しについて解説したいと思います('ω')ノ
鼻隠し(はなかくし)とは、軒先に取り付けられる横板のことで
垂木(たるき)と呼ばれる屋根の枠組みの縦軸先端部分の切り口を隠すために取り付けられた部材です
そしてこの垂木の先端のことを建築用語で「鼻」と呼ぶため「鼻隠し」と言われるようになりました
雨樋の取り付けられていないケラバ側の先端につけられる場合は「破風板(はふいた)」と言います
鼻隠しには4つの役割があります。役割1.屋根の強度をあげる
垂木同士をつなぐ役割をしているので、屋根の強度が高くなる効果があります
役割2.見栄えを良くする
なんといっても一番の目的は垂木の切り口を隠して見栄えを良くすることです
役割3.垂木の腐食を防止
垂木の「鼻」と呼ばれる切り口は、水分を吸収しやすいので
その切り口を鼻隠しで覆うことで垂木の腐食を防止します
役割4.雨樋の取り付け
鼻隠しは見栄えだけでなく、雨水処理に不可欠な雨樋を取り付ける重要な部分でもあります
鼻隠しには、雨樋が取り付けられているので屋根から落ちてくる雨水が雨樋に入るときに飛び散りますおで、屋根の中でも劣化しやすい部位とされています。
そのため防腐剤や塗装をしたり、板金材はったりして劣化を防ぎます。
いかがでしたか?
鼻隠しについて少しは知ってもらえたでしょうか(^^)
今回は鼻隠しの基礎と4つの役割について紹介しました。
次回は鼻隠しの素材についてお伝えしたいと思います♪♪
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