一般的な筒状のローラーには、耐水性があり硬くて頑丈な紙や合成樹脂でできた円筒に動物の毛やポリエステルなどの合成繊維を巻き付けているもの
または、植毛加工されたものがあります。
ローラーの大きさはフレームの形状と円高の直径サイズによって分類されます。
●レギュラータイプ D=38ミリ
●標準タイプ D=23ミリ
●ミドルタイプ D=26ミリ d=9ミリ
●スモールローラー D=15ミリ d=6.5ミリ
毛足の長さによって使用方法も異なります。
粗面には毛足の長いタイプ・平滑面には短い毛足のタイプのものが使用されています。
中毛タイプは幅広い用途として使用できる万能なローラーです!!
ローラー表面の産毛が抜けにくく塗料の含みが良く跳ね返りにくかったり
気泡ができないものが優秀なローラーと言われています('ω')ノ
その他にも、ポリウレタン樹脂でできているスポンジローラー
表面に模様の入っているパターン用ローラー
凹凸面の頭部分を押さえて滑らかになるヘッドカットローラー
コーナーや入口の隅部分や屋根折板、目地の溝など細かい部分に使用する特殊な形のローラー
塗料を圧送しながら自動的に供給してくれるものまであります。
集合住宅のような大きな建物については作業性の効率などを理由に
吹き付けで塗装を行うことが多かったのですが、このような方法を使えば周りに悲惨することがなく
塗装効率を大幅にアップさせることができるでしょう。
また、ポリウレタンタイプのものは、スポンジによる発泡倍率によって発砲しやすくなるので
平滑な面に関しては低発砲タイプを使用します。
スポンジの成型体は表面に薄い膜が覆われていることが一般的ですが
膜をなくして気泡だけの状態にしたローラーは砂骨ローラーといって多量の塗料を含むことが可能です。