塗装工事の塗布時に使用する道具~エアスプレーについて
吹き付けとは、専用の器具を使用して霧状に塗装していくエアスプレーのことです。
塗装工事の最終段階に行う仕上げ塗装の際に使用する道具です。
今回は、エアスプレー(吹き付け塗り)について紹介したいと思います('ω')ノ
空気圧縮機(コンプレッサー)を使い、圧縮された空気を噴出することで
塗料を霧状に吹き付ける工法のことを言います。
ラッカーのような乾燥速度の速い塗料に適していて仕上がり面が均一になります。
そして刷毛塗装の約10倍もの速さで作業を進めることができるとされています。
しかし周りに塗料が飛び散ったり、舞い上がりやすいので養生する手間がかかってしまいます('Д')
スプレー方式には、大きく2つに分類することができます。1.エアスプレー方式
エアスプレー方式は、圧縮した空気を使用し霧吹きのような
スプレーガンで噴霧する方式のことです。
2.エアレススプレー方式
この方式は、加圧した塗料をガンから水鉄砲のように噴霧させる方式のことで
エアスプレーと比べるとエアレススプレーの方式の方が直接噴霧できるので無駄が少なく
高粘度である塗料でも吹き付けすることが可能なことと
一度に出る量が多いので厚膜塗装も可能です。
エアレススプレーは工業用の大きな建物に適していて
一般的な住宅は狭い部分が多いのでエアスプレー方式での塗装が良いでしょう。
塗料の供給方式には「重力方式」「呼上方式」「圧送方式」の3つがあります。圧方式は、同じ塗料を大量に使用するコンベアー塗装に使用されることが多く
重力方式・呼上方式は色を変更する場合に良く使用されます。
小さく細かい部分の塗装や、色替えを頻繁に行う場合にはカップを使っての
重力方式が効率的で塗料を無駄にすることなく使いきれるでしょう!!
スプレーガンには、大型タイプと小型タイプがあり
重力方式供給では小型タイプのものが使用されます。
重力方式のスプレーガンは約1.0~1.8mmの口径ノズルを使用しますが
粘度の低い塗料には、小さな口径ノズル、粘度の高い塗料には大きな口径ノズルを使用します。
上記で説明したことからわかるように、吹き付け塗装は
塗料ロスの大きさ・飛散・コンプレッサーの騒音などが発生してしまうため
問題点が多いです(>_<)!!
そのため養生には注意して、騒音対策をすることが重要になります。
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