1.シーリング処理雨漏りの原因となった箇所を修復するものです
二次被害がなければ笠木と壁の亀裂をシーリングで補修して工事は完了です
2.板金部分の交換
笠木の雨漏りの二次被害として、下地の木材にかぶせてある板金と呼ばれる
金属製のカバーにサビが生じることがあります
サビが生じている場合は交換が必要になります
※下地の木材が腐朽していると新しい板金もすぐに剥がれてしまうので注意が必要です!!
3.中の木材の補修
さらに二次被害が進行して、笠木の下地の木材が腐朽してしまった場合
既存の下地木材を全て剥がして、新しいものに取り換えなければなりません
木材用防腐剤を塗布して、笠木の角・取り合い部分はウェザータイトと呼ばれる
防水部材で固定して雨水の侵入をブロックします
4.防水シートの交換
笠木の三次被害として、笠木の下の壁が腐朽することがあり
壁の防水シートが傷んでいる場合が多く新しいものに交換する必要があります
汚れなどによる劣化が心配な方は、防水テープを重ね張りすると良いでしょう
5.防水塗装をし直す
予防的な修理工事としては、壁の頂部まで防水塗装することにより
壁と笠木の継ぎ目部分からの浸水を防ぐことができます
また、場合によっては笠木を取り付けると塗装にキズがはいることがあるので
笠木を撤去するという選択肢もあります