急勾配(6寸以上の勾配)
メリット
●屋根の水はけが良く、雨漏りのリスクが低い
屋根裏スペースが広くなるため、屋根の熱が室内に伝わりにくい
●屋根裏スペースを物置や部屋として活用するなど、居住スペースの設計の幅が広がる
●デザインのバランスが良いとされ、建物の印象が洋風になる
●積雪が多い地方で、3寸以上の勾配屋根にすることで屋根に上がり雪下ろしをしなくても自然に雪が落ち、雪の重みで屋根が破損するなどを防ぐことができる
デメリット
●風の影響を受けやすく、台風で屋根が破損してしまうことがある
●瓦などの屋根材は急勾配の屋根では使用できない
●風の影響を受けやすいため修繕費用が割高になることがある
●屋根面積が広くなるため、塗装や葺き替え費用が高くなる
雨漏りは屋根だけでなく、棟や軒などでも発生することが多いので急勾配の屋根でも油断は禁物です!!積雪が多い地方の急勾配屋根では、屋根から落ちた雪で1階が埋まらないように基礎を高くしたり、雪が滑りやすい材質を選択するなどの対策も必要になってきます。