1.作業時間の短縮
縁切りは、屋根塗装が終わってから十分に乾燥したことを確認できてからじゃないと
行えないものだったので、待機する時間と作業する時間の両方がかかっていました。
しかし縁切りをタスペーサーに替えることで
最低でも1日分の作業時間をなくすことができます。
作業時間・作業工程を少なくすることができるので
お客様にも、早く工事の完了を知らせることができます。
2.人件費が浮くので安くなる
縁切りをタスペーサーに替えることで、塗装後のトラブルを防ぐことができたり
作業時間・作業工程の短縮ができるため必然的に費用を安くすることができます。
塗装工事の費用というのは、もちろん材料代などもありますが
金額の半分くらいは、職人さんの人件費です。
職人さんに作業してもらう時間が少なくなれば、人件費が浮くので安くできるということです。
3.縁切りで発生するトラブルがなくなる
縁切りは、乾いて固まった塗料を皮スキやカッターで取り除く作業になりますが
乾燥した塗料は非常に硬く、肉体労働な作業でした。
また、きれいに塗った屋根の上に上がるため屋根材を踏んで割ってしまう場合も・・
割ってしまったことに気づかないでいると、雨水が浸入して
雨漏りを引き起こす可能性もでてきます。
そして縁切りができているのか、できていないのかも見分けがつかなく
見過ごしてしまう場合もあります。
もし見過ごしてしまったら、屋根材の裏に溜まった雨水が
屋根材を留める釘穴などから漏れて雨漏りになってしまうこともあります。
縁切りをなくして、タスペーサーに替えるだけでもトラブルを減らすことができました。