ガルバリウム鋼板はサビに強いから、メンテナンスの必要はないと思っておられる方はいませんか?
上記で紹介したようにメリットはいくつかあります。
しかし、デメリットもあるのです・・
デメリットも知っておくことで、設置後のトラブルを防ぐことに繋がります。
1.傷が付く可能性が高い
薄くて軽量というメリットがありましたが、傷つきやすいというデメリットになります。
表面に傷がついてしまうとメッキが剥がれてしまい、雨や外気が直接あたってしまいます・・
直接あたることで赤錆発生の原因となるため注意しなくてはなりません!!
傷が大きくなると穴が空いてしまうので、早急に対処する必要があります。
2.断熱性・遮音性が低い
ガルバリウム鋼板には断熱性がほとんどありません。
そして熱伝導率も高いため太陽熱の影響を受けやすいので
室内の温度が上昇しやすくなってしまいます・・
遮音性が低いということもデメリットのひとつです・
薄いので振動を伝えやすくなっています。
そのため施工時に吸収材を天井裏に敷き詰め防音対策をする必要があります。
3.結露が起きやすい
ガルバリウム鋼板は、結露が発生しやすいと言われています。
一般的なものは、湿気が外へ逃げることができるような工夫がされていますが
ガルバリウム鋼板は、逃がさなくてはいけないはずの湿気が閉じ込められて
結露が発生しやすくしまうのです。
結露は住宅の腐食原因にもなりかねません( ゚Д゚)
対策をすることで回避できますが、手間が増えてしまいます。