①耐震~揺れに耐える
壁・柱・梁などを頑丈にし倒壊を防ぐ構造です。地震のエネルギーは直接建物に伝わります。
揺れそのものを弱くするわけではないので、家具などの転倒リスクは軽減することはできません・・
また、マンションの場合は上階であればあるほど揺れが大きくなってしまいます。
②制震~揺れを吸収する
ダンパーなど、建物内の装置で揺れを吸収する構造です。耐震では軽減することのできなかった上層階の揺れを、軽減することができます。
そして強風などの揺れも軽減してくれます。
③免震~揺れを受け流す
建物と基礎の間に設置した装置によって、揺れを受け流します。
建物が直接基礎に固定されないことで揺れを受け流すことができます。
建物を水平に保つため、自らを揺れやすくした構造で
激しい強い揺れを、ゆっくりとした平行な揺れに変えてくれます。
このような構造のため強風などによって揺れてしまう特徴があります。