塗料が付着・飛散すると予測される箇所は全て養生しなければなりません。
養生には、敷地外の舗装などへ塗料の飛散を防ぐ役割もあります。
①付帯物・小物(ポストや表札など)
ポストや樋などの付帯物や小物などの細かい部分にも、テープやビニールでしっかりと養生します。
ポストは、養生が必要な場合と不必要な場合があります。
ポストの周辺で塗装を行う際には必須ですが、開閉する部分は使用できるように養生してもらいましょう。
②玄関周り
床はノンスリップシートを使用します。
※ノンスリップシートとは、水に濡れやすい場所などに良く使用されているシート状の床材のことです
人が歩く際に引っかかったり、滑ったりしないように養生します。
③室外機・給湯器
室外機や給湯器などの設備の給気口は塞ぎません。
給気口を塞がない専用のカバーやメッシュカバーで覆うことで通常通りエアコンを使用することができます。
使用する前に、業者に確認をとると良いでしょう。
④植物・花壇
植物や花壇も養生することができます。
大切に手入れされている植物たちを、枯らせたりキズ付けたりしないように事前に依頼しておきましょう。