ポイント① 同時に行うことを考える同時に行うことの1番のメリットは、足場の節約です。
もちろん屋根も外壁も傷んでいることが条件になりますが
築10年くらいで、まだ1度もメンテナンスをしていないとなると
屋根も外壁も塗装の条件を満たしている可能性は高いでしょう。
しかし「外壁にはヒビ割れしているけれど、屋根は正常に見えるから大丈夫なんじゃないの?」
という声を聞くことも少なくありません(*´ω`*)
屋根は外壁と比べて、見えにくいため劣化していてもわかりません。
雨漏りを引き起こしていたとしても、実際にシミとなって現れるまでに
1年~4年程度かかってしまうことも良くあるのです。
屋根の問題なさそうだからと外壁だけでいいと判断してしまわずに
屋根と外壁どちらとも点検してもらってから決定することをオススメします。
ポイント② タイミングを見極める
突然「外壁の傷みが激しいので、外壁塗装されてみませんか。」と
言われた経験がある方はいませんか?
訪問販売は全てというわけではありませんが、要注意です。
知識のない営業の方が教えられたセールストークを並べて、営業活動をしていることがあります。
しかし外壁にヒビが入っているようにみえるし、本当に傷んでいるのかもしれない・・
と思われてしまうのが人間の心理だと思います。
屋根塗装も外壁塗装もはっきりとした、塗り替えのタイミングがあるわけではありません。
直接的な被害がなければ行わない住宅もあります。
平均は約10年のタイミングで塗装を行う方が多いです。
「タイミングを見極める項目」
●塗料のツヤがなくなってないか
●塗装した時より色が薄くなっていないか
●コケやカビが発生していないか
●汚れはひどくないか
●塗料が剥がれて下地が見えていないか
●亀裂は入っていないか
ポイント③ 塗料について考える
金額・耐久性・性能の大きな影響を与えるのが塗料です。
防音性能や遮熱性能などを備えた塗料もあるので、住宅の状況に合わせて選ぶ必要があります。
細かく分けるとかなり多くの種類があるので塗料の紹介は次回にします。
ポイント④ 施工手順を確認する
どのような手順で塗装工事が進んでいくのか確認しましょう。
一般的な外壁塗装の場合、工期は約12日前後とされています。
極端に短い場合は手抜き工事をされている場合があるので注意しましょう!!
屋根塗装と外壁塗装の手順は、ほとんど同じなので同時にするメリットが大きいです。
しっかりと手順を確認してから依頼するようにしましょう。
ポイント⑤ 手抜き工事の手口を知る
施工手順を確認した後は、手順の中に潜む手抜き手口を知りましょう。
手口を知り施工時に確認することでトラブルを防ぐことができます。