アスベストは、断熱性・耐久性など他に変わる素材がないほど
優れた性質を持つことから万能な建材として広く普及しました。
その性質の高さから多くの屋根に用いられ、スレート屋根(コロニアル)の誕生に至りました。
現在でも人気の高いスレート屋根は、大正時代に開発・使用され始め
1960年代に石綿とセメントをミックスした石綿スレートが広く普及されました。
しかし人体に悪影響を及ぼすことが発覚して
1993年には含有率を5%以下にすることが定められ、2004年に使用禁止となりました。
2004年以降の屋根には、アスベストは使用されていません!!
※今から20年以上前にお家をたてられた方や、葺き替え工事でスレート屋根にされた方は
アスベスト入りのスレート屋根である可能性があります。