1.ケイ酸カルシウム(ケイカル板)ケイカル板は、上記でお伝えしましたが新築住宅などで幅広く普及している
代表的な外壁材のひとつです。
あまり馴染みのない名前ですが、ケイカル板は
珪藻土・水酸化カルシウム・石綿(アスベスト)を水で混ぜてできた合板です。
しかし現在はアスベストは使用禁止されているので、ノンアスベストを使用することが一般的です。
2.スラグ石膏板(エクセルボード)
スラグとは、鉱物から必要な素材を抽出した後の残りカスのことで
その鉱物と再利用された石膏を混ぜ合わせて固められた板がスラグ石膏板です。
また、別名エクセルボードとも呼ばれます。
材料がスラグと石膏の混合物のため、燃えることはありません!!
ケイカル版と同じで軒天材として広く普及していて、法廷不燃材に認定されています。
3.フレキシブルボード
フレキシブルボードはセメント・補強繊維を原料とする軒天材です。
一般的な住宅に普及しているケイカル板と比べると
フレキシブルボードの方が重たく、その差は1.6倍とされています(;´Д`)
ケイカル板とフレキシブルボードの大きさが同じであった場合に
フレキシブルボードの重量が約2倍になるということです・・
そのためケイカル板と比べ、強度面においても高い強度を発揮します。
4.金属板
カバー工法の一つで、金属がそのまま軒天を包み込むように施工される場合があります。
近年サビ知らずな外壁材として注目を集めている
ガルバリウム鋼板やアルミスパンドレルムという金属板を使用することもあります。
ケイカル板や石膏ボードと比べると、軽量で耐火性にも優れた軒天材です。