シックハウス症候群には様々な発症原因がありますがとくに下記の3つが揃うと発症しやすいと言われています。
1.室内に有害な化学物質やダニ・カビなどの原因物質がある
2.室内の気密性が高い
3.換気をあまり行わない
化学物質の場合
室内の化学物質のうち健康への影響が最も大きいのは、発がん性が指摘されている「ホルムアルデヒド」です。
ホルムアルデヒドは、2003年に建築基準法が改正され
発散量に建材に等級が付けられ、それ以外のものは使用することができなくなりました。
しかしホルムアルデヒドは基準内の量であれば使用することができ化学物質には他にも多くの種類があります。
また家具やカーテンなどの化学物質による空気汚染もあるので
自分たちにできる予防策を立てておくことが大切になってきます。
ダニ・カビの場合
ダニやカビの多くは生活の中で発生してきます。
エアコンを付けた際、風が少し臭いなと感じたらそれはカビの胞子が飛び散っている可能性があります。
カビの胞子を吸い続けていると、アレルギーや体がだるくなるという健康障害が起こることも・・
そして体がかゆいときは、ソファー・絨毯・布団にダニが発生している可能性があります。
いずれもエアコンやソファー・布団などの掃除が十分でないためと
室内の風通しや換気が良くないために生じたものです。