■お金がかかる勾配天井の最大のデメリットはお金がかかることです。
お金がかかる理由は以下の3点になります。
1.勾配にする手間がかかる
2.壁の面積が増える
3.高所なため作業手間がかかる
一般的なフラットな天井に比べて、勾配天井は斜めにしなければならないため手間がかかります
設計上・建築上の手間、材料も斜めなので量が必要になります
そして、斜めの部分が両サイドとトップ部分からの垂れ部分が壁の面積として追加されます
この面積は意外と大きいためコストが高くなってしまいます・・
高さもあるので照明の取り付け・掃除・壁を仕上げるにも手間がかかります
内部足場や脚立などで作業効率は悪くなります
■照明の取り付け場所に困る
勾配天井は空間が広くなる半面、天井が斜めになっているため
照明を取り付ける際は、そう簡単にはいきません
傾斜天井用の照明もあるため、証明が取り付けられないということはありませんが
一般的な天井と比べると取り付けるのが難しいです
■勾配天井にできる間取りが限られてくる
勾配天井は可能な間取りが限られてくるというデメリットもあります
どんな建物でも間取りもそれが可能というワケではありません
その理由は”上が屋根でないとできない”という点です
例えば2階建ての住宅で1階を勾配天井にすることはできなくはないですが
少しおかしな空間になってしまいます
勾配天井にできる間取りは、平屋か2階部分になります