外壁塗料が剥がれる原因として、経年劣化と思われる方が多いようですが実は経年劣化以外の原因がほとんどだと言われています(;´Д`)
その原因は主に外壁塗装時の工程に問題があるんです!!
1.外壁素材が乾燥していない
外壁塗装では、外壁がしっかり乾燥したうえで塗装が施されます
しかし雨が降っていなくても湿気によって外壁素材が濡れてしまっていることは多くあります
外壁塗装は温式工法が基本なので、外壁素材が少しでも濡れているとキレイに密着しません
そのためしっかりと乾燥した状態で外壁塗装を行わなければ
塗膜は必然的に剥がれてしまうのです
2.下地処理で手抜きがある
上記でもお伝えしましたが、外壁塗装は温式工法のため下地処理の質が
左右するといっても過言ではありません
下地処理を怠ると外壁素材と塗料がきちんと密着しません
下地処理での手抜きが多いのは、高圧洗浄以外にも素地ごしらえでの清掃や
研磨紙ずりなどの処理が丁寧に行われないことによって、塗膜の密着が悪くなることです
下地処理ではどのような過程があり、どのような意味があるのかを業者に確認しておくと良いでしょう
3.下塗り材選びでのミス
外壁塗料の剥がれは、下塗り材によっても発生しやすいです
まず外壁材によって下塗り材が決まりますが
その外壁材に適していない材料を選択してしまうというミスも少なからずあります
外壁素材と下塗り材の相性が悪いと密着せず、剥がれる原因になります
また、中には下塗り自体を行わない業者もあるようなので
塗装工程が3回以上行われるかを確認しましょう
4.塗装工程が雑
正しい外壁塗装では塗布させる塗料の量・乾燥時間を厳守するなどのポイントがあります
もし短期間で塗装が剥がれてしまう場合は、塗布する量が少ない・多すぎることや
乾燥時間を守られていないことが原因として考えられるでしょう
塗料の量は塗料ごとに標準が定められていて、守ることによってキレイな仕上がりの塗膜ができます
また、時間を短縮させるために乾燥時間を早めてしまうと、前の工程で塗布された塗料が
乾燥しきれずに塗膜内で膨れてしまい、密着できなくなってしまいます
このことが外壁の剥がれの原因になってしまうのです