雨・風・紫外線などから外壁を守っている塗装は

撥水(はっすい)などの水から守る機能で、そして雨を寄せ付けない効果が求められています。

今回は雨水から大切な住まいを守るために是非とも知っておきたい

撥水効果の内容と、メリットやデメリットについて紹介したいと思います('ω')ノ

その中には鉄筋や固定用ボルトという丈夫な建材が使用されているものも存在します。

しかし丈夫な反面サビやすく、鉄の部分はサビてしまうと膨張し

そこから水が浸入することで内部から崩れてしまう危険性もあるのです(;´Д｀)

そのため通常の外壁塗装よりも早く劣化してしまうことが考えられます。

劣化を遅らせるためには、撥水コーティングがかなり有効とされていて

特にコンクリートの打ちっぱなしは、保護膜がないので撥水コーティングを施すと

水をはじいて水分を内部へ入り込ませないようにすることができます。

透明の撥水コーティングを使用すれば、見た目に変化なく外壁を保護することができるでしょう。

外壁の汚れで特に多いとされている原因が「雨」と「雪」です。

雨や雪の水分に含まれる汚れ以外に、屋根などに付着した砂埃や雨水が外壁に流れたり

泥はねなどによって外壁が汚れてしまいます。

しかし撥水コーティングを施すと水分をはじいてくれるため、汚れが定着することなく

水洗いだけでもキレイな美観を維持することができます。

通常ならこびりついてしまった汚れは、高圧洗浄でキレイにしますが

撥水コーティングされた外壁であれば、強い水圧で掃除する必要はありません。

そして外壁表面のコーティングにより、空気中のチリなどの付着も防ぐことができます。

外壁は経年劣化によって、塗装のヒビ割れや剥がれが増えてしまいますが

その原因は経年劣化だけでなく、水分の吸収や外側の衝撃などから劣化してしまうことがあります。

いずれも外壁の劣化を抑えるためには、一定のタイミングで外壁塗装を行うことが重要になります。

しかし外部的な要因で起こる劣化を防ぐことができれば

必要以上の補修は必要なく、塗装も長く維持することができます。

水はじきが良く汚れの付着を抑えることのできる撥水コーティングを活用することは

耐用年数を長くして、メンテナンスの回数を減らしランニングコストを抑えることに期待できます。

外壁塗装で使用する塗料は、種類によって価格が異なります。

メリットの大きい撥水コーティングですが、他の塗料と比較すると価格は高くなっています。

広範囲を一気に撥水コーティングする場合ランニングコストを配慮すると

それほどデメリットには感じることはないでしょう。

しかし毎回の出費を抑えたい場合には、価格に関してデメリットを感じてしまうかもしれません。

撥水コーティングは外壁表面をコーティングしてしまうため

通気性が悪いというデメリットがあります。

通気性が悪いと建物内部に湿気が残り、結露やカビが発生する原因へとつながってしまいます。

カビは建物の劣化や健康被害に悪影響があるため

温暖さが激しい地域や冷暖房を頻繁に使用する住宅の場合は

生活状況によって撥水コーティングが不向きになってしまうこともあります。

地域や建物の状況に合わせて撥水コーティングを検討してみましょう。

特に打ちっぱなしのコンクリートの住宅では

浸透機能付きの撥水材を使用した塗料が非常に重要になります。

しかし住宅によっては撥水材だけで塗装をしても効果がなかったり

かえって躯体にダメージを与えてしまうこともあるため

全ての住宅で効果を発揮するわけではありません(; ･`д･´)！！

外壁塗装後に、塗料の効果を実感するためにも、住宅に適した塗料を選択しましょう。