窓周りのリフォームには、いくつかの工事方法と種類があります。建物の条件・既存の窓の状態・予算などで選択することになるでしょう。
1.既存の枠を利用し新しいガラス障子に交換する
既存の窓枠はそのまま利用して、障子(ガラスの入った可動するサッシ部分)を交換するリフォーム
既存の単板ガラスの障子を複層ガラスに変更することで断熱性が高まります
2.既存の枠の上に新しい枠で覆うなどしてサッシを交換する
既存の窓枠を新しい枠で覆うなどの調整をすることで、外壁を傷めずに取り付けが可能な物
既存の窓と同じスタイルだけでなく、開閉方法の異なる窓に取り換えできる商品もあります
一般的な引き違いのほか、開き戸や滑り出し窓などの商品に変更することができるものです
また、室内側からのリフォームが難しい場合などには外付タイプもあります
3.既存の窓サッシの内側に新しいサッシを設置する
既存の窓はそのままで、その内側に新しい窓サッシを設置するもの
既存の窓と内窓との間に空気を挟むことで断熱性が高まり、冬の冷たい外気を受けにくくなります
窓が冷えにくいため結露の発生を抑えることができるでしょう
窓が共有部分であるマンションなどにも設置することができるのが魅力です
4.窓の外から設置しサッシを二重にする
内窓とは逆に、室内側からのリフォームが難しい場合などに適するもの
外壁を傷めずに既設サッシの上から取り付け可能な外付けカバーサッシなどもあります