1.高い耐久性先ほどからお伝えしているように、フッ素塗料の1番の特徴は高い耐久性です
耐久性が高い塗料と言うことは時間が経っても
塗装した面の強度が落ちにくく品質が高いままということを意味しています
フッ素樹脂塗料はしっかりと外壁に密着する性質を持っているので
雨や紫外線に長期間晒され続けても、しっかりと家を守ることが可能です
そのため次の塗り替え時期を示す耐用年数が、フッ素塗料は塗料の中で最も長く
15年~20年は耐久性が続くとされています
2.耐候性
耐候性とは、紫外線や雨水のダメージを受けにくい「力」のことで
外壁や屋根を守る塗料にとって非常に重要な要素です
フッ素塗料は特に耐候性が高いので、色褪せしにくく劣化しにくい塗料なのです
3.耐熱性
耐熱性とは、塗料自体の熱や紫外線に対する性能のことです
外壁や屋根は常に太陽光で熱せられ続けているので、耐熱性は当然必要になります
4.親水性
親水性とは「水と親しい」と言う意味で、水に濡れやすく密着しやすい性質ということを意味します
鳥の糞や空気中の汚染物質が外壁の塗膜表面にくっつくことがありますが
フッ素塗料で塗装された外壁の表面は親水性の高い親水性塗膜があるので
汚れと塗膜の間に雨水が入り込み、汚れを洗い流して美観を維持してくれます
この性質は汚れが落ちやすいという意味で「低汚染性」とも呼ばれています
5.防藻性・防カビ性
建物の美観を損なう大きな原因となるものは「藻」や「カビ」です
周りの湿度が高い壁や、太陽の光があまり当たらない北側の壁は藻やカビが発生しやすく
緑色になり古く汚く見えてしまいます
フッ素塗料には、塗膜自体に防藻性・防カビ性を持っているものが多いため
藻やカビに悩まされることが少ないと言えるでしょう
※完全に防いで殺菌するほどの威力はないので注意しましょう
6.防水性
フッ素の中には「弾性」というゴムのような特性を持つ塗料もあり
商品名に「弾性」と付けられています
弾性フッ素塗料は、紫外線などを浴びて膨張と収縮を繰り返す外壁の変形に柔軟に対応して
ヒビ割れが生じても塗膜が伸びて、割れを塞ぎ内部に入り込もうとする水から守ってくれます