床下で湿気が発生する原因は様々あります( ゚Д゚)しっかりと原因を把握することで、適切な対策を取ることができます。
◆換気口の確保ができていない
建築基準法で定める換気口には
①基礎と土台の間にパッキンを埋め込むタイプ
②基礎の立ち上がり部分に穴を開けるタイプ
以上の2つのタイプがあります。
それぞれ壁面積によって設ける位置が決まっていますが、数が不十分だったり
適切な位置じゃなかったりすると湿気を外へ逃がすことができません!!
逃がすことができないため、床下に湿気が溜まりやすくなってしまうのです。
この換気口が確保できていないことは、ほとんど施工業者のミスによるものです。
◆地面から発生する水蒸気
床下は、地面と建物の床の間にある空間のことなので
地面から生じる水蒸気の影響を受けることになってしまいます。
低い位置で雨が流れ込みやすい・住宅用地の前は田んぼだったなどの土地は
水はけが悪い傾向があり、じめんから水蒸気が発生しやすいのが特徴です。
適した湿気対策をしていないまま住宅を建ててしまうと
地面から生じる水蒸気で湿気が溜まりやすくなってしまいます。
◆その他
上記の原因の他にも
地下水位が高い・床下の土壌面が敷地よりも低い・床下空間の高さが不十分
増築している・基礎の通気が妨げられている・密集地で隣家との距離が近いなどが挙げられます。
床下の土壌そのものが湿気を含んでいる場合や、床下の通気が悪い場合がほとんどです。
悪化してしまう前に、早めの対策を施すことが非常に重要となります。