コロニアル屋根の塗装～ポイントを押さえよう！！
見た目が同じ屋根素材であっても、コロニアル・スレート・カラーベストなど色々な呼び名があって
何がどのように違うのかわからない方も多いのではないでしょうか。
コロニアルとはスレート瓦の一種で、ケイミュー㈱が販売した屋根材の商品名です。
◆スレート瓦
セメント・粘土を基材にした薄い板状瓦
後にセメント・石綿(アスベスト)を混合した石綿スレートが主流になりました
※現在はアスベストを含んでいるため使用されていません
◆カラーベスト
アスベストが使用できなくなったことにより、アスベストの心配がない屋根材として
カラーベストというカテゴリーができました
◆コロニアル
カラーベストの中でも多く使用されているものがコロニアルの屋根材です
これらの３つはほとんど同質のものと言えるでしょう。
①色褪せ
色褪せは雨・風・紫外線の影響によって
塗膜が薄くなることで生じる劣化症状です
撥水性がなくなるため雨水が浸入しやすくなってしまいます
②棟板金のサビ・釘抜け
棟板金は頂点を止めている鉄板のことです
風圧がかかってしまう部分でもあるため劣化しやすい箇所です
経年と共にサビや釘抜きが生じて、釘が抜けてしまうと強風で飛ばされて
そこから雨水が浸入してしまうので危険です
早急に補修工事を行う必要があります！！
③コケ・カビの発生
コケやカビが発生している場合は、撥水性が低下している証拠です
野地板と呼ばれる板材の腐食に繋がる危険性があります
腐食を防ぐためにも、コケやカビの発生が確認出来たら早めに塗装するようにしましょう
④ヒビ割れ・反り
最もよく見られる劣化症状です
コロニアルが水分を含んだ状態で、日差しを浴びて急激な乾燥によって
膨張と伸縮を繰り返し起こることで反りが生じてしまいます
この反りを放置し続けると反りあがった箇所から雨水が浸入して
野地板の腐食する原因に繋がります
そしてコロニアルはヒビ割れが起こりやすい素材です
このヒビ割れも放置すると野地板を腐食させる原因になるので
ヒビ割れや反りを確認したら早急に塗り替え補修を行うようにしましょう！！
9時～18時まで受付中!
03-3779-1505
