1.すきま風家の中が寒いという大きな原因は、すきま風によるものです
現在の戸建て住宅は、高気密化によりすきま風が入らないような仕組みになっています
しかし古い家だとすきま風が入り込みやすい造りになっているのです
隙間から冷気が入ってくると、室内は一向に暖まりません
また、外の冷気が窓から伝わることもすきま風と表現します
築年数が古い家ほどすきま風が多くなり、冷気がどんどん室内に入ってくるので
古い家だと家の中にいても寒くなってしまいます
経年劣化が進行してしまうと、更に冷気が入り込んできてしまうでしょう
2.コールドドラフト現象
古い家は現在の家より、コールドドラフト現象が原因で寒い傾向があります
コールドドラフト現象とは、冷気は下へ・暖気は上へという空気の動きのことを指します
この現象が起こることで生活している範囲が寒いという状態になってしまいます
コールドドラフト現象を防ぐには、上へ行く暖気をいかに留まらせられるかがポイントになります
3.断熱が上手にできていない
古い家が寒いことは、断熱が上手にできていないことも挙げられます
床・屋根裏・窓などから外の冷気が室内に入り込みやすくなっています
断熱対策をきちんと施していれば、少しはマシになりますが
古い家は寒さ対策をされていない家が多いといわれています
また、断熱材を自分で敷き詰める対策を取る方もいらっしゃいますが
断熱材の効果を発揮できていない可能性があるので、業者に依頼したほうが安心です