■住まいの構造木造・鉄筋コンクリート造り・鉄骨鉄筋コンクリート造りの建物では防音や遮音効果も異なります。
木造は遮音性が低く音が振動しやすくなるのですが
鉄筋コンクリート造りや鉄骨鉄筋コンクリート造りは木造と比べると遮音性と防音性共に優れています。
しかし、建物の遮音性・防音性は壁や床の厚さによって異なるので注意が必要です。
壁がコンクリートでなくパネルの場合は音が漏れやすくなっています。
マンションなどでは、壁の厚さが150~200mm以上あるといいようですが
防音対策にはしっかりとした防音リフォームをすることをオススメします。
■住まいの間取り
マンションなどの集合住宅では、部屋同士がどのくらい接しているかがポイントになります。
隣の部屋と接しているほど音漏れがしやすい状況になるので
隣との間に共用階段や玄関などがある造りであると音漏れはしにくくなるでしょう。
■窓と換気口
防音リフォームというと壁や床などを重点的に行うものだと思われている方が多いのですが
意外にも窓や換気口からも音は漏れているんです。
そのため窓がたくさんある部屋や、大きな窓がある部屋は音漏れしやすくなっています。
正確にお伝えすると窓のサッシの隙間から音が漏れています。
既存の窓に防音サッシや防音ガラスを取り付けることで遮音・防音効果は高まります!!
戸建て住宅はもちろんマンションなどの集合住宅でも
大掛かりな工事をせずに取り付けることができるので検討されてみてはいかがでしょうか。