耐震リフォームとは、基礎・柱・梁など構造体を強固にして地震に耐えれるようにリフォームを行う工事のことです。
◆基礎の補強◆
玉石基礎などの場合は、鉄筋コンクリートの布基礎に変えて
土台とアンカーボルトで固定して補強します。
北側・キッチンや洗面所の土台周りは、腐ってしまている可能性があるので
場合によっては、土台の交換や柱を継ぎ足して金物で補強する必要があるかもしれません。
また、シロアリ対策をすることもオススメです。
◆壁の補強◆
壁の補強は筋交いを入れるか、構造用板を土台・柱・梁などに釘打ちして補強します。
※構造用板は厚さ9mm以上の板のこと
筋交いや構造用板で補強した壁の量を増やすことと同時に、バランスよく配置することが重要です。
隅部を壁にするとより一層効果が高まります。
◆接合部◆
釘とめだけの接合部は、抜けたり外れてしまう恐れがあります。
柱と土台・筋交いと柱・柱や梁の接合部は、金属金物を使用し補強するのが一般的です。