1.断熱外気と室内環境の部分を断熱する方法です。
断熱材と呼ばれるものを壁に入れることで
外が暑くても室内は涼しく・外が寒くても室内を暖かい環境を作り出すことができます。
2.躯体の断熱
これも壁の断熱になります。
「外断熱」という言葉を耳にしたことはありませんか?
普通の住宅で、断熱材はコンクリートと家との間にありますが
外断熱はコンクリートと外の間にあります。
こうすることで結露を防ぐことができ、家の劣化も防ぐことができるようになります。
3.窓の断熱
窓の断熱も省エネリフォームの一つです。
夏に外から入ってくる熱の71%・部屋の暖かさが外に逃げていく50%は、窓が原因とされています。
リフォームには「複層ガラス」と呼ばれる窓を使用します。
複層ガラスは2枚の間に乾燥した空気を入れることで、空気層ができ断熱効果を発揮します!!
複層ガラスの他にも最近では「エコガラス」と呼ばれる、特殊コーティングされたガラスも登場しています。
エコガラスは外部からの日射熱を減らし、冬の暖かい空気も反射させるので暖かさを逃がしません。
4.日射遮断
家は外からの熱に非常に弱く、対策を何もしないければどんどんと室内の温度は高くなります。
しかし日射遮断をすることで冷暖房使用率を下げ省エネに繋げられることができます。
窓の断熱の際にもお伝えしましたが、エコガラスにすることで日射を遮断することができ
直射日光が当たる屋根には高反射率塗料を塗ることで、日光を反射して室内を涼しく保つことができます。
5.気密性
新築の家なら問題ないかもしれませんが、築年数が古い家はすきま風が入ってくることがあります。
すきま風があると、室内の空気が外に漏れてしまっているかもしれません‥
きちんと閉まっている窓にも小さな隙間ができてしまっていることがあります。
窓の気密性を高めるためには「二重サッシ」が一般的になります。
一般的な窓は1枚ですが、室内側に窓ガラスをもう1枚取り付けることで
気密性が高まり空気が外に漏れることを防ぎます。
家のつくりの隙間は、壁を剥がして再度サイズを測り隙間をなくす施工を施します。
6.結露対策
冬になると窓にたくさんの水滴が付いているのを目にしたことがあるでしょう。
この水滴が「結露」と呼ばれる現象ですが、結露はカビ発生の原因となるだけでなく
様々な問題を引き起こしてしまうので注意が必要になります!!
結露の原因は、外気との温度差・窓からの外冷気浸入などにより起こります。
そのため窓ガラスを2枚構造の複層ガラスに変えることで
窓の気密性を高め結露を防止してくれます!!