バスルームに入ってまず目につくのは壁の傷みではないでしょうか。壁の悩みで多いのは、壁パネル内部のサビによる腐食・亀裂など
タイル壁なら亀裂・割れなどの症状が挙げられます。
1.浸水で生じる剥がれ・穴あき
一般的のユニットバスの壁パネルは、薄い銅板や石膏ボードを基礎とし
その上にエポキシ系樹脂・亜鉛メッキ銅板を乗せて土台にしています。
そして土台に柄が入ったポリエステル系シートを貼り付け
更にクリアで光沢のあるPET樹脂を貼り、仕上げとしているのですが
昔のユニットバスの場合は、土台素材を使用せずに水に弱い素材のシートを使用していることもあり
壁の内側に浸水しやすいという問題が発生していました。
浸水によって内側の銅板にサビが生じたり、壁表面が凸凹になって穴が開いたり剥がれたりという
トラブルに発展してしまうのです。
2.タイル壁の亀裂・剥がれ
古いタイプのユニットバスはタイル壁も多いです。
経年によって壁面全体に亀裂が起こったり、部分的に剥がれたりしてしまいます。
亀裂や剥がれが一度起こってしまうと、次々に症状が現れて悪化してしまうので要注意!!
入浴中に地震が発生したら大事故になってしまいます((+_+))
‥補修するには?‥
ダメージがかなり目立つようであれば、浴槽のリフォームをしましょう。
浸水・腐食の心配のない最新素材の壁パネルにすると長持ちして安心です。
色も柄も豊富にあるので浴室のイメージチェンジをするのもいいでしょう!!
またタイル壁は、目地にカビが発生するので掃除がしづらい‥
劣化した目地から漏水することやシロアリの住処になってしまう可能性もあります。
部分的な補修ではなく、浴室全体のリフォームをすることを検討されてみてはいかがでしょうか。