外壁塗装ではやってはいけない色の組み合わせというものが存在します。

塗ってから「おかしい」と気づいても、手遅れです‥。

手遅れにならないためにも

事前にやってはいけない組み合わせを知り失敗しないようにしましょう。

汚れが目立ちやすいため白や黒だけで塗ることはオススメしません。

白と黒の組み合わせだけで塗ってしまうと、周囲から浮いてしまった家になってしまいます。

ただの白や黒ではなく、白系や黒系なら問題はないでしょう(^^)

どうしても白✖黒の組み合わせにしたい場合は、白系のアイボリーを選び

少し色に変化を出すといい組み合わせにすることができるでしょう。

塗装では色によって劣化のスピードが異なります。

そのため劣化しやすい色と劣化しにくい色を組み合わせてしまうと

劣化具合に差が生じやすくなってしまいます。

これは紫外線による光の波長などが影響しているといわれています。

また濃い色は劣化すると目立ちやすく、黒系や白系のように濃淡の差が激しい組み合わせだと

濃い色の劣化ばかりが目立ってしまうでしょう。

外壁に使用される色は基本的に２～３色が多く、屋根を含めると最大で４色になります。

失敗しないためにはセンスが重要になってきます。

外壁だけで３色を超えてしまうと全体的にまとまりがなくなってしまうので注意しましょう。

業者に色のサンプルやシミュレーション画像をみせてもらっても、仕上がりは大きく異なることがあります。

色は面積によっても見え方が異なります。

このことを”面積効果”と言いますが、知らなければ塗装の色選びに失敗してしまいます。

外壁の１％にも満たない面積のサンプルでは、外壁に塗装した後のイメージを正確につかむことは難しいです。

面積だけでなく色の組み合わせと比率によっても、イメージは大きく変わります。

シミュレーション画像を信用してしまう方がいると思いますが

シミュレーションで使用される画像は、実際に外壁に塗る色と見え方が異なります。

現実で使用される色と全く同じにすることはできないので

シミュレーション画像よりも、実際の色のサンプルを確認したほうがいいでしょう。

シミュレーション画像は、どうしても色のイメージがわかない際の最終手段として考えましょう。

組み合わせる色が決まったら、似たような色の家を探して確認することをオススメします。

全く同じ組み合わの色をした家を探すのは難しいかもしれませんが

その場合、１色だけでも同じ色をした家を見つけましょう。

シミュレーション画像やサンプルだけで判断するよりかは、イメージすることができるはずです。