1.設置できないこともある屋根裏に収納スペースや部屋をつくる際、天井板と屋根の間の空間を利用しますが
この空間が狭いなど設置することができない場合もあります。
そのため業者に現地調査を依頼して確認してもらいましょう。
2.法律の規定
屋根裏を使用するにあたって以下のことが法律で規定されています。
◆天井高は最大で1.4m以下であること
◆床面積は直下階の床面積の1/2未満であること
二階建ての場合、これらのことが守られていれば二階建てのまま
プラスとして屋根裏を利用することができるのですが
天井高と床面積の広さを違反してしまうと”屋根裏”ではなく”三階”という扱いになり
固定資産税がかかってきてしまいます(*_*)
また自治体によっては屋根裏に固定階段を取り付けることも禁止されていることもあります。
天井に収納されるハシゴ・取り外し可能なハシゴであれば問題はないですが
固定階段の取り付けを検討されている方は、一度自治体に確認してみてください。
3.夏はサウナ状態に‥
屋根裏は湿気や熱がこもりやすくなっています。
夏はサウナ状態になってしまうことも‥( ゚Д゚)!!
この状態を防ぐためにも、断熱工事を行った換気扇を設置しなければいけません。
収納スペースとして使用する場合は、断熱や換気扇などの対策をされない方が多いのですが
思っている以上に屋根裏は暑くなるので注意しましょう。
部屋として使用される場合は、断熱工事必須となります。
4.大きな荷物の出し入れが大変
屋根裏を収納スペースとして使用する場合、大きな荷物の出し入れが大変になります。
安全に荷物の出し入れを行うためにも
◆開口部を広くする
◆開口部に手すりを取りつける
などの対策を検討してみましょう。
そしてハシゴを降りた先は、十分なスペースを確保するようにしましょう。