1.カビ発生直後の応急処置カビの根っこがまだ繊維の奥まで入り込んでいない状態で発見をした際、除去するチャンスは十分にあります!!
初期段階はこの方法で除去しよう('ω')ノ
◆ブラッシングをして落とす
根付いていないカビは、ブラッシングするだけで簡単に落とすことができます。
使用するものは”洋服用ブラシ”です。
しつこいカビの場合は、ブラッシングをした後に消毒用エタノールを染み込ませた布やタオルで
叩くようにして拭き取りましょう。
カビをブラッシングしたら、ブラシにもカビが付着しているのできちんとカビを落としましょう。
◆洗剤で落とす
歯ブラシ・布またはタオル・洗濯用洗剤を用意しましょう。
以下の手順で落としていきます。
①洗剤を歯ブラシにつける
②その歯ブラシをカビのある面に裏側にあててこすらず叩いてカビを落とします
③カーテンを水拭きして洗剤の残りを落として乾かす
2.塩素系漂白剤による処置
根っこをはってしまったカビは、頑固で通常の洗剤や漂白剤では落とすことができません。
そこで使用するのが塩素系漂白剤です!!
しかし塩素系漂白剤は、繊維に対して強力なので注意点がいくつかあります。
◆カーテンの洗濯表示タグを確認する
塩素系漂白剤を使うことができるのは洗濯表示のタグが”洗濯機可”と”手洗い可”のカーテンのみになります。
水洗い不可のカーテンには使用しないようにしてください。
水洗いできないカーテンに関しては、一度クリーニング店に相談してみてください。
◆塩素系漂白剤は色・柄も落としてしまうことがある
「白だから‥」と安心していたら、実は生成りのカーテンで
オリジナルカラーと漂白した色の違いが目立ってしまうことがあるかもしれません。
そのため、まずはあまり目立たない箇所から試すようにしましょう。
◆事前準備も大切
塩素系漂白剤は、塩素特有のニオイで気分が悪くなったり
皮膚に付着してしまうと肌を傷めてしまう恐れがあります。
そのためしっかりと換気を行い、マスクや手袋をして行うと安心です。
この他にも、レースやフリルが付いたカーテンは
風合いが損なわれてしまったり、手触りが変化してしまうということも挙げられています。
これらのことに十分注意して除去するようにしてください。