漆喰壁もそのうちの一つで、漆喰壁は日本の気候・風土に最適とされています。

お城などに使用されていることが多く、見たことがないという方は少ないのではないでしょうか(*´ω｀*)

今回は漆喰壁の特徴とメリット・デメリットについてお伝えしたいと思います。

漆喰自体は、弾力性がないので硬化してしまうと割れやすい外壁になってしまうという特徴があります。

そのため外壁塗装で漆喰を施工する場合、特殊なメッシュ素材を使用して割れにくくしています。

そして漆喰は白いので、夏の太陽熱を吸収することはありません。

ジリジリと暑い夏でも漆喰壁に触れてみると、ひんやりとしていて

熱を通さないため室内温度を涼しく保つことができるでしょう。

もう一つの特徴として挙げられていることは‥汚れに強いということ！！

その理由は漆喰が強いアルカリ性を持ち

コケ・カビなどの汚れを付着させにくいという性質を持っているからです。

空気中の二酸化炭素を吸収し続けるというメカニズムによって

あまり劣化が起こりにくい耐久性の高い外壁になるのです。

お城などに使用されていることから和風のイメージが強い漆喰壁ですが

洋風のデザインにも合わせやすいんです('ω')

漆喰は日本固有のものではなく、実は南ヨーロッパ・中国などでも昔から使用されていたのです。

白い外壁はどのような建物にも合わせられることができます。

そして汚れが付着しにくく耐久性が高いということも大きなメリットといえるでしょう。

漆喰は自然素材なので、防カビや防汚効果にとても優れています。

メリットだらけの漆喰ですが、デメリットもあります‥。

一番のデメリットは、施工に時間がかかりコストが高いということでしょう。

漆喰を施工できる職人が減少しているので、自然と単価が高くなってしまうのです(;´Д｀)

漆喰の素材は消石灰なので、他の外壁塗料と比べると材料費はとても安いのですが

漆喰素材に糊を加えて練る手間がかかることと、キレイに仕上げるのが難しいのです。

漆喰自体が高いと思われがちですが、素材が多岐のではなく

「施工手間賃」が他のものと比べると高いということです。

一般住宅には雨だれや日陰のコケなど、汚れが目立ってしまう漆喰壁も見られます。

汚れが目立つからと高圧洗浄を行うことは厳禁です！！

漆喰には吸収性があるので、水が染み込んでしまうことと

意外と脆いため剥がれの原因となることがあるのでやめましょう。

もし漆喰壁の汚れが目立って気になるという方は、業者に相談してキレイにしてもらいましょう。